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夫婦龍が四匹の子供を産む


       「夫婦龍が四匹の子供を産む」

 
 2月15日午後5時頃、伊豆半島に沈む夕陽を見ました。七里ケ浜から見える富士山を右手に、太陽はその左、半島中央あたりの尾根がガクンとくぼんだところに、かなり速い速度でダイナミックに落ちていきます。それに伴い,夕日の輝きは海面から上空を横切る雲のほとんどをオレンジの黄金色に染めていきます。ことに半島の稜線に太陽が接してからは、閃光が走ったように力強い光が辺りを包み,感動的でした。

 いつも見ている光景がことのほか美しい。

 しかし、この日、いつもよりきれいだとはいえ,見慣れたこの景色に目を奪われたのは,富士山の左側,中腹から真横に漂う横長雲が二匹の龍に見えたからでした。二匹の龍は互いに顔を見合わせ、口を開けて仲睦まじく見えました。右の龍はやや短く、左の龍はそれより長く,右の富士山側は男神で、左の伊豆上空は女神だと勝手に楽しんでいました。
 
 二神のそれぞれの表情や前足後ろ足を確認しているうちに、太陽は伊豆半島の中程に消えていきました。そのときになってはじめて気付いたのですが,太陽が沈むときの強い光線で確認できなかった女神龍の腹の下に、ひときわ輝く千切れ雲が四つしっかりと浮かんでいたのです。太陽の軌跡上を菱形に並んで、楕円よりは竜の落し子に似た同じ大きさの雲が,きらきらと輝いていました。

 太陽から目を離した瞬間に、女神が四匹の龍を産み落としたようでした。

 この自然界の奇跡のような現象に運良く居合わせて、夫とはしゃぎました。他愛もない現象ではありません。大切な事と受け取りたいが故に,今日の今日まで,このことを公にするなんて思いつきもしませんでした。

 ところが、今朝、はたと気づいたのです。女神龍が四匹の龍を産んだその真下には,江島神社が鎮座ましましている事を。

 去年夢のクラスを開講するにあたって、夢でお参りしたのが江島神社でした。宮司さんがわたしをいざなってくれたのです。目を覚ましてすぐ、江島神社にお参りに行きました。すると,奇跡のように生徒さんが四人集まり,講座を開く事ができました。

 この江島神社は,神意の知らせがいつも予想外の方法でわたしに下されます。今回はこの方法で伝えるべきを伝えて下さったようです。(注:わたしは特定の宗教を持っていません。つまり厳密な意味で神道の趣旨でお話ししている訳ではないかもしれません。)

 これを読まれて,何かしらを受け取られる方がおいでなのでしょう。そんな風に思ったものですから,お披露目しています。どうぞご自分の感性で,この印をお受け取りください。

 共時性と日本語になっているシンクロニシティは、受け取ったときすでにメッセージが以前のレベルを超えています。その訓練のための現象でもあります。

 夢に親しむと,外側の現象に夢と同じ重要なメッセージを下される事があります。瞑想と同じ現象です。

 今回、龍の出産を自然現象で見届ける幸せを得て,あのことかしら?と思い当たるところもありますが,それは、ナ・イ・ショ。

 2月9日にいただいたお花が、三週間も経っているのに元気です。それ以前にいただいた真っ赤なバラも元気です。
 この寒さでいくらか萎えてしまったからだも元気を取り戻してくれましょう。

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【2008/02/24 18:43 】
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女性が母になること
おわび:コメントを下さった方に返事を差し上げる方法を知らないので,差し上げていません。お許しください。


       「女性が母になること」


 今回は、女性にとっての母性について、わたしの体験を交えてお話しすることにしました。わたし自身が裸になる話なので,読まれた方々にどう受け取られるか,迷いもありますが,誰もがより良い人生を生きてほしいと願って,お話しします。どうぞ、すべてをこの文脈でお受け取りください。


 夢を扱っていると,女性は「女性でいること、女性の身体のなかに魂を入れている状態はとても大変だ」と思って生きていることが分かります。多くの女性は何くわぬ顔をして生きていますが,彼女たちのなかには自分の身体を持て余している人が多くいます。しかし文化的な背景でか,自分の身体と折り合いをつけるのは難しいと感じてはいても,それを言葉にしたり、相談することはあまり多くありません。

 異性に性欲はあるし、そう言う点ではノーマルであってもです。女性の身体のリズムと折り合いをつけながら,精神的にも成長して,妊娠するところまで心と身体を作るのに,これまでの時代を生きてきた女性より、現代の女性は時間がかかっているように感じます。

 社会は大きく変わり,男女問わず仕事優先で人生が動いています。学歴は平等なステイタスになりました。仕事上のキャリアも男女の別がなくなってきました。これは長い年月をかけて、女性側も望んで,実現してきたことなのに,これが逆に女性本来の在り方に枷をはめていると言えるでしょう。

 才能豊かでありたいという努力と時間が、気付いたら妊娠を遅らせるのも事実。三十路を超えて母になることも今は普通です。社会現象でさえある高齢出産をせざるを得ないご本人たちの心の内を、同性である女性が理解者でいなければ、これにまつわる苦難と悩みを異性に理解させるのは難しい話です。

 わたし自身は,今はこの問題と無縁の生活をしています。もう、年齢も年齢で,妊娠することもありません。しかし、自分のこれまでを省みることは,あまりに生々しくて,この問題を語る勇気がいままでありませんでした。それほどまでに、女性でいること、女性の身体のなかにいること、これがわたしにとっても大変でしたし、これがわたしだけの問題でもないことを知っています。

 そこで、すこしわたしの体験を。。。初潮を見て直ぐに,婦人科系疾患に罹り、その後も思わしくないわたしを気遣って,主治医がこんな話をしてくれました。わたしを慰めるつもりだったようです。その話は、主治医の願い通り励みになりました。彼女の勇気がどれほどのものか理解もできました。

 ある女性に好きな人ができたのだそうです。ふたりは運良く恋人同士になりました。若く美しいその人に、母親は医者に行くよう勧めたのだそうです。ふたりが結婚すると決めそうだったからです。彼女の身体を見た医者は,彼女に膣をつくる手術をしたとのことです。母親は娘に月のものが無いことを知っていましたし,このままでは夫婦としての生活も不可能だと考えて,医者に見てもらうように勧めたのでしょう。こんなことがあるなんて,信じられないとも思いましたが。

 最後にこの医者は言っていました。この女性は、一生自分に子宮が無くて生まれたことを、夫には言わないだろうと。

 この女性は,自分を女性と認め,愛する人と人生を共にしたいという願いを成就したのです。究極の選択をする、こんな覚悟のできる女性が多いと好いのですが。肉体的に問題はなく外見元気な女性が,内心とても臆病で,女性を楽しめていないと思えることが多いです。

 不妊治療は今でも保険が利かないのでしょうか。不妊治療をしているあいだに疾患が見つかり,そのときから保険の対象になったのを、わたしはしばらく気付けませんでした。呆然とし過ぎていたのです。

 そのとき、結婚した女性の何割ほどが子供が産めないのかを調べてみました。知りえた情報では,既婚者の一割ということです。これを知って、わたしは内心ほっとしました。余りの多さに助けられました。これなら、太陽のもとわたしだって安心して歩けると思ったものです。わたしだけが産めない重荷を背負っている訳ではないのだと。悲しい心の動きですが。

 その後、自分の生活も変わり人様の相談を受けるようになってからは、苦労して子供を出産したと連絡があるたび,わたしは一人寝床のなかで,感謝の涙を流したものです。嬉しくて。ただ嬉しくて,神に感謝しました。その人の願いが叶ったこと。人として,最も美しい選択が成就したこと。女性でいることを楽しんだ結果が,出産であること。などなどに対して。

 わたし自身は,それまでを振り返り、母になる努力をしたと思っていたけれど,魂の深いところで,自分が母親になることを選んで今生を計画してはいないようだと気付きました。この気付きが最もわたしを安心させました。

 先日、これこそ今という時代を象徴しているという報告を受けたので,その障りをお話ししましょう。

 セックスレスのカップルがいました。妻は二度目の結婚です。このままなら離婚しかないというところで、相談を受けました。彼女の夢は、その問題とは関係ないところで,自分の心に向き合い,直ぐに極端な生き方を選択するそれを中庸におくようアドバイスしていました。それに対する彼女の反応は、或る意味極端でした。カウンセラーとして、しっかり地盤を築いている彼女の立場からしても、これをそのまま受け入れるのは,抵抗があってしかるべきです。

 しかし、彼女は時間をかけて,この問題を自分のやり方で解決を図ったようです。その後半年を経て、ふたりはこの世で最も甘美な体験をしたと、報告を受けました。

 この報告を受けて,なにより嬉しかったこと、それはこの女性の心の強さと高尚さに触れたことでした。これで生きる意味が分かったとさえ、わたしは思いました。

 彼女の体験は、彼女だけの体験ではありません。彼女のその体験は、波動となって他の女性の振動に影響し,その波動を受けた見ず知らずの女性に、この体験を可能にするエネルギーを送り込みます。そしてこの光に包まれる体験をしたカップルに新しい魂が宿ると,この波動に見合う魂を持った子供が産まれます。

 実際、夢で妊娠を知らせてくることがあります。しかし大抵はその夢主特有の象徴に満ちているので分かり難く、後日それと気付くような次第です。妊娠を、「妊娠しました」と直接的に伝えてくる夢は,滅多にありません。という訳で,夢主がそれと知らずに話してくるので,聞いているこちらがドキッとすることがあります。でも、夢は親になる心の準備をしなさいと伝えているだけです。安心して子供を迎えるようにと。
 
 妊娠の夢も、女性側が見るものでもありません。男性側が知らせの夢を見ることもあります。こうした夢を総合してみると,これからの妊娠は、「光の子」を迎えるための準備が、両親の側に必要らしいということです。両親の状態が、子供の魂を迎え入れるに相応しくなるまで,子供になりたい魂は待っているようだという意味です。

 結論めいた話になりました。結婚したら直ぐに妊娠を考える文化や風潮を、見直す必要があるようです。21世紀になって地球社会は増々成熟しています。妊娠には心と身体と魂の成熟が必要なのだと、時代が教えているようです。

 再びわたしの話になりますが,子の母になれなかったわたしは今、夢のクラスの生徒さんたちに囲まれて,この子たちが大きく育ってくれるよう,時に厳しく時に暖かく、まるで母の役目を仰せつかったような時間を過ごしています。
 
 まだ、わたし自身女性としての自分を振り返り、これまでの在り方を反省できるところまでは到達できていないと思いますが,この立場に立つことで、親のまねごとができることを運命が引き寄せたのだと考えています。

 すべての女性が,自分の女性としての在り方を限定した形で捉えず,全方向で可能性を試し,希望を達成してほしいと,あえてわたしの話をしました。

 安心して,ご自分を生きて下さい。これがわたしの体験を通して言えることです。

【2008/02/12 16:50 】
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「船井メディアの夢のセミナー」と「夢のメッセージ」の「白雪姫」から「新聞」

「船井メディアの夢のセミナー」

 2月2日は品川で船井メディア主催の夢のセミナーをしました。

 午前中の前半は、作詞家にして小説家の吉元由美さんが、これまで彼女の生きてきた道を、算命学と夢の恩恵に絡めて話してくれました。

 後半は夫でケイシー・センター会長光田秀氏が、霊性を高めるための道具として夢に取り組むという観点から,ケイシーが残してくれた夢解釈の実例を踏まえて,実践的手法とご自分の夢とを話してくれました。

 午後は、私のワークショップとして、三時間みっちり休み無しで,皆さんの夢のメッセージの受け取り方と意味付けをお話ししました。

 この場を借りて,あの会場にお越し下さった方々にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

 そして大勢の見ず知らずの人々のなかにあって、勇気をもってご自分の夢の話をされたみなさん。あなた方の自分を知りたいという勇気ある行為は周りの人たちを勇気づけ、この世界を賛美する輪を広げることになるでしょう。

 吉元由美さんが報告してくれた夢は「覚悟」が燦然と輝いています。彼女はいつも何かに出合うと,じっくり考え、そして覚悟を決めて行動を起こします。
 考えて、考え抜いて,逡巡して,それから考えているうちに面倒になって,ちょっとお休みして,状況がもっと楽になったらと自分に言い訳する私のパターンとあまりに違うと、いつでしたか、気付いたものです。
 彼女を褒め過ぎているのではありません。この彼女の夢と現実の覚悟の良さに私の人生も変わりましたが,セミナーを受講された方々も覚悟をされて,ご自分の夢を皆さんの前で話して下さったのですね。覚悟を決めた後の行動には沢山のご褒美が待っていると、後で知らされることになります。吉元さんはそれを私に見せてくれた実例集みたいなものです。みなさんもご自分の身にそれが起こるのを楽しまれますように。

 おふたりはご夫婦です。ご夫婦がご本人たちの夢を通して、自分たちの魂の成長を公になさる前例を、これまでわたしは見たことも聞いたことも読んだこともありません。それも夢を通しておふたりが結婚を決意される経緯と生活と反省を公にされたのです。貴重な体験談です。
 このご夫婦の夢の解説をいずれ試みたいと思っています。夢を知っているからこそハラハラドキドキしたという話を。わたしの夢でお引き合わせすることになった、そのちょっと気の重かった逸話も交えて。

 今回このさわりを、会場ではじめてお話ししました。いずれもっと詳しく文章にしてお目にかけることができるでしょう。

 世界は大きく変わってきました。夫婦のあり方も大きく変わり外枠がはずれて,人間本来のあり方に戻ってきました。ワクワクドキドキのあの熱気をわたしもいただいて,今年はみなさんと夢の話をどんどんやっていきます。



「夢のメッセージ」の「白雪姫」から「新聞」

*白雪姫(ア)
白雪姫の話で一番気になるところは何処ですか。死んでお棺に入れられた白雪姫を、王子がキスして生き返らせるところですか。もしあなたの興味が王子のキスなら、あなたは恋愛と結婚にファンタジーを見ています。あるいはお棺を運ぶ途中、従者がこけて、白雪姫の喉から毒リンゴが飛び出したとたん、姫が生き返った方を信じたいのであれば、あなたへのメッセージは、自分の言葉で自分の考えを伝えられることが、結婚資格だということのようです。ドラマ全体が気に入っているなら、母親からの親離れがテーマでしょう。

*尻(グ)
臀部は豊穣の標し。大きな尻は安産を意味することもあり、増収の標しであることも。決まり文句に使われている尻は、大抵問題への取り組み態度を差します。「尻が重い」「尻に帆を掛ける」「尻をめくる」など。どん尻の意味なら、先頭を避けたがる傾向への戒めも。

*城・楼閣・宮殿(シャ)
建物は大きければ大きいほど、才能発揮の可能性が大きいことを表します。なかでも城は使える才能が膨大であることを表します。しかし歴史のある古い城であればあるほど、才能を使い切れていない恐れがあります。それがどんな理由によるのかゆっくり考え自分の尺度を取り戻し、心のなかに新しい風を吹き込みましょう。
さらに過去生からのテーマを告げるものとして、宮殿や城や楼閣が表れます。その場合もまずは右記の意味で捉えます。やがて実生活の人間関係と過去生のそれとに合致をみると、あなたを含めた関係者の学びが見えてくるでしょう。周りの環境に理解と共感が生まれるはずです。砂上の「楼閣」の場合は、いずれ朽ちるいまの立場を表します。

*蜃気楼
自分や他人への幻想。空中楼閣。事実とあなたの思いには温度差があり、頭を冷やす必要があるでしょう。 

*信号
交差点の信号は、交通量の多いところや見通しの悪いところに設置されています。あなたが直面しているのは社会性でしょうか。人によって接してくる態度や扱いがまちまちで、戸惑っていませんか。そんなときは周りをよく見て、人扱いの上手な人がどう対応しているかを参考にしましょう。信号の色が見えたら、色の指示通りに行動するべきですが、油断は禁物です。

*人工衛星(アス)
社会的承認を受けた目的や信条に忠実なこと。自らの願いや目標と一致しない場合は、いずれエネルギー枯れになります。一致していれば、社会的評価の高い行為になるでしょう。どちらにしても、定期的な内面チェックが必要になります。

*寝室
性生活と休養のどちらかを意味します。寝室に相応しいインテリアになっているかどうかは重要です。プライバシーが保てる環境で清潔感があることは、休養の時も内面に向かうときも必要な条件で、これは神殿の条件に似たところがあります。

*神社仏閣 
「教会」と同じに、心の奥の真我が住まうところ。特定の宗教を持たない者にとっては、「教会」はその形状から瞑想の姿を表し、「神社仏閣」は参道と繋がっているので、自分の瞑想法を確立するように伝えているでしょう。沈思黙考し真我を知る必要性。「教会」を参照のこと。

*心臓
ハートは最も大切なあなたの高位の自己を表します。気付きに最短の感動的な愛そのもの。矢や銛に突き刺された心臓は、これまで避けてきた悲しみへの直面に用意のできたこと。或いは他人の人生行路に足を踏み入れてしまい、エネルギーを吸い取られていること。ダイナミックな夢に心臓を切り開くものがあります。是非夢の感動通りに、あなたの愛を感情そのままに表現しましょう。相手はもちろんあなた自身がその行為で助かるでしょう。突き刺されるのと、切り開いているのとの意味合いを掴みかねるときは、夢の文脈と現実生活であなたの愛の対象になっているものの状況で判断します。

*シンデレラ(ア)
単調で退屈な日常の繰り返しから連れだしてくれる何かを待ち望んでいること。

*新聞
注意の喚起。政治記事は霊性面を、経済面はエネルギーバランスを、社会面は感情状態やストレスを取り上げています。何が起きているかを知る必要性。 

【2008/02/05 11:07 】
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「甲状腺に絡めたあれこれ」と「夢のメッセージ」の「殉教者」から「地雷」
「甲状腺に絡めたあれこれ」

 去る師走の19日に、はじめての本「夢のメッセージ」を持って,恩人の仏壇に報告に伺いました。その日、「夢のメッセージ」は本屋の棚に並んだのでした。

 様々な思いを噛みしめながら帰路のプラットホームに立っていると、ノドの奥がいがらっぽくて、咳き込みました。その咳で,白い粒がノドの奥から二つ出てきました。白い粒は米粒を丸めて平に潰した感じ。小豆大です。

 子供のときにもこんな事あったよなと、掌の白い粒を見つめながら、その近辺の思い出がよみがえってきました。

 それから暮のどさくさに、気には留めていられないあれこれがあったとはいえ,何やらノドの奥に違和感がまとわりつきます。食べ物を飲み込むのに差し支えはありませんが、小さなしこりが、首の付け根にあるのです。

 新年も10日を過ぎて,夜中にノドの緊張で目が覚めました。最早これまでと、耳鼻咽喉科に行きました。先生は丁寧に見て下さったのですが、「何でもない」と言われるのみで,安心はしたものの症状が消える訳でなく、どうしたものかと又一晩悩みました。
 前日よりは少し足を伸ばして,知人の息子さんがなさっている病院に伺いました。そこで内視鏡を使って病変がないことを知らされ,ほっとしました。しかし治るとも治らないとも言えないとのこと。

 次の日,いつもお世話になっている近所のソフトカイロの治療師にこのことを相談してみました。するとストレス筋とも称されるノドの筋肉が緊張してこの症状になったとのこと。「どの位治療したら治りますか?」と伺ったら、「一回で症状が取れる場合もあるし」とのこと。

 結果は、一回で治りました。歯を食いしばって,原稿書きをしていたのでしょうというのが,この治療師の診断です。これからは少し口を開けて(?!)机に向かうと好いでしょう、とアドヴァイスをいただきました。

 診断結果は何でもないという、これがこの三年続きます。まずはじめに,腸閉塞。舌のかみ傷。膀胱炎もどき。そして喉の筋肉の緊張。他にも、結果なんでもないと言われる症状を追っていくと、子供返りしているような。症状から順に年齢を下っています。子供のときは症状に深刻な病名がついたのに,いまは次々に「何でもない」が続きます。

 ここからが夢の話なのですが。10代の頃、ガムが口のなか一杯で、粘着力の強いゴム状になっています。それを取り出そうと引っ張るのだけれど、いくらやってもガムはノドの奥に絡み付いて取り出せません。この夢を繰り返し見ました。

 自分の考えを整理できず、言葉として伝える術を知らないので,自分の必要を表現できません。そこでノドをかきむしる毎日になってしまったんだなあと,その頃の自分をいとおしく思いだします。

 こんなわたしは、症状の重い病気を次々に作り出し,自分の混乱を周りに訴えかけていたのです。そうはさせてなるものかと、夢の方では繰り返し警告を発していたのに,これが警告だったと気付いたのは、後年夢の意味が分かるようになってからです。

 本の原稿作りは自分の考えを整理しながら,読む人々に分かり易く且つ説得力を持たせようと励む行為です。出版はその能力がつきましたねという証です。つまりプラットホームで白い粒を見せられたのは、「さあこれで大丈夫。つかえは取れた!」と背中を押されたのだと感じました。それなのに、また病気なのかも!と心を騒がせたので、ソフトカイロの治療師の診断が必要だったのでしょう。何とも情けない話になってしまいました。しかし子供のときは生かせなかったのに、今回は及第できたようです。

 耳や鼻や咽喉に関係した夢を見る人は,わたしの抱えていた問題と同じ質のトラブルを抱えています。この種の人は過剰に他人の理解を求めます。他人に理解されたいという乾きは癒されるはずもない。自分が自分を理解するのは,真実の行為ですが、他人の理解は真実だけとは限らない。そして、自分を理解することはそれほど難しいことでもありません。困っている,混乱している、悩んでいる、その一瞬一瞬を自分と一緒にいるだけ。これが何にも増して力強い味方です。

 この耳鼻咽喉に関わる腺は甲状腺です。これは第五チャクラに相当し,意志力に関わってきます。わたしのガムの夢は、意志力を使わず,他人の理解を求めるあまり亢進症に近いほどに混乱していたんだなあ、と、今は理解しています。

 それにもうひとつ、口のなかを夢に見る人も同じ傾向があります。口のなかに錨があったり、奥歯にトラブルがあったり。根は,怒りなんです。理解されない怒り。しかしこれって「他人に理解されない」というより、「自分を理解しない」自分への叱咤激励でもある訳で,「自分に優しく自分に添って」と夢が言っているのと同じです。

 夢と現実のリンクは見事なものだと感心して、甲状腺の作用の話を。

 病院で何でもないと言われるくらいの症状のうちに,ストレスを解消できるようでいたいものです。


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「夢のメッセージ」の「殉教者」から「地雷」


*殉教者(老)
自分に真向かう責任を、他人の世話に夢中になって責任回避すること。善良でありたいこと。誰も他人の人生に責任はありません。他人の人生の責任を引き受けると、人生は複雑でエネルギーの捨て場になります。自己愛が足りないので他人の不出来が気になります。「生け贄」を参照のこと。

*巡礼者・お遍路さん(老)
心の内を真摯に探求しようと決めること。自分のペースで自己探求に取り掛かること。或いは自己陶酔型の真理探究者。

*賞・賞金・賞品
課題への取り組みに成果を上げたこと。次に進む前にそれをしっかり認め、自分を誉めましょう。ここでそれをしておくと、次の課題に取り組むときの活力になります。
文脈によっては、過剰な自己評価。功名心の表れ。

*錠(シャ)
型にはめた自分。自分の殻に閉じ籠もること。思い通りに行動したり、心を開いたら恐ろしいことが起きるだろうという錯覚。

*正月(老)(子)
子供時代の想い出と重なるときは、インナーチャイルドを癒して上げましょう。楽しい想い出も楽しくない想い出も、正月の舞台を借りて子供に戻り、自分を大切な存在と実感したいので夢を見ました。正月の夢はまた『一年の計は元旦にあり』という言い伝えをイメージさせます。あなたの思い描く将来を確認する夢です。あなたがどんな一年を送りたいのかはっきりさせるよう夢は伝えています。楽しい正月を夢見たから楽しい一年になると短絡的に考えるのではなく、あなたの願いが楽しい一年をつくりだす、と考えましょう。

*将棋・チェス
敵も味方になる複雑な人生ゲーム。競走の複雑さ。王手に打って出るか出られるか勝利と敗北だけの人生。

*乗客
同類を頼みにすること。社会状況の波に乗ること。「赤信号みんなで渡れば怖くない」と同じ事になっていないかを省み、自身に戻る勇気が必要でしょう。公共の乗り物を参照のこと。

*商店・店(子)
あなた本来の必要を満たしてくれるもの。あなた独自の人生をやり抜くための資質。店の前で商品を見たり選んだりする夢は、課題に納得し始めていること。品物を買う夢は、心の資質を使っていこうという決心の現れです。店に並べられた品物はすべて、その品物の示す特色があなたに与えられるチャンスを示しています。内面の変化が起き、ものの見方が変わってきています。「買う」「デパート」を参照のこと。

*商人・売り子(子)
金というエネルギーを媒体にして、あなたが必要なものと交換してくれる人。その人の持っているものを手に入れるとあなたは新しい自分を得られます。新規の自分を得るには決意がいります。決意の度合いが金額なので、高い買い物を気前よくしましょう。「セールスマン」を参照のこと。

*小便
終わったことをきれいに流せているかどうかを見ます。流せていないと執着になり、上手く小便が出ない夢になります。心配事ばかりでなく、功績を挙げたことや喜びも今後のために手放す必要があるでしょう。
時に気持ちよく小水をして、終わったと思ったのに目が覚めて、膀胱がパンパンに張っているのに気付くことがあります。粗相に到らずトイレで用を足せたら、気持ちの良いものです。心身共に夢と現実で体験したこの気持ち良さは、現に手放す必要のある
心の問題を手放して、健康な心でいるようにというメッセージです。

*消防士・消防車・消防署(アス)
怒りに振り回されても、大事になる前に何とか納めることができること。端を発したのがあなたの感情であろうと誰のであろうと、その原因を知ろうとする率直な態度は必要です。

*女王・女帝・皇后(ア)(グ)(ぺ)
魂に男女の別はありませんが、生きている間は肉体に性別があり、心の在り方に性差の特徴があります。「女王」は、あなたが創造的であるには女性としての資質を最大限に発揮するようにとアドバイスされているか、周りを意のままに動かす女王のように振る舞うあなたを反省させようと夢に現れたかのどちらかです。「王・皇帝・天皇」を参照のこと。

*食卓・テーブル
食卓に供されたものを食べて栄養とするとは、目前の課題に取り組むことで心を養うこと。テーブルを共にする人とどう取り組むか、又どう取り組むべきかは夢の文脈が教えてくれます。テーブルに置かれたもの或いは置かれていないものが延期の憂き目にあっていることも。

*女性(ア)
あなたのイメージの中の女性的側面。創造的直感へのナイーブさ。親しみやすい解放性。受容的順応力。女性的特質を創造的に用いているかが問題です。「男性」「陰陽」を参照のこと。

*女性性器・外陰部・ヴァギナ(ア)
創造的受容性。生み出すことへの開放的態度。女性としての体と感情と資質を受け入れること。メンスの出血は豊穣を、傷や怪我の場合はセックスエネルギーの漏れを示します。夢で性器を取り上げるのは、自分の性を自己表現に謳歌することと性が神聖であることを知らせるためです。例えば、恋心はあるのに異性や結婚や出産に恐怖を覚えるのは、不自然で不可思議。性器の形をした道祖神も性が神聖であることと創造性への開放的態度を奨励するものです。「ペニス」「性器」「男性」「女性」を参照のこと。

*食器・茶碗(ア)
心の栄養になるものの媒体。因みに実体験に移る前の手順は、夢では料理の場面になります。心の栄養になるどんなものが盛られているか、何に自分が挑もうとしているのか見極めて下さい。欠けたり汚れた食器は、問題に取り組む前の姿勢に不備があることでしょう。食器を洗ったり片づけたりしていれば、表だった問題や事態は峠を越していることです。後は問題を各自がどう消化し栄養としていくかです。食器に料理が盛られているのに食べるのを躊躇っていれば、何故躊躇しているのか心の内を探って下さい。

*地雷
奸計に自ら填ること。策を弄して策に填ること。不毛の奸策。怒りのあまり自分や他人を貶めようと頭を巡らせること。事態にあなたを貶めるものを見るなら、離れることが最良です。

テーマ:夢を日常の心身の健康管理に生かしていこうというのが、主旨です。 - ジャンル:趣味・実用

【2008/02/01 07:32 】
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