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「死にまつわる夢の話」の続き
        「『死にまつわる夢の話』の続き」        

 後から考えたら,「あれは、この世へのお別れを伝えてくれていたんだなあ」という、夢の話をしましょう。「辞世の句」ならぬ、「辞世の夢」の話です。
 この5月23日に突然亡くなられた恩人の話です。

 今年2月にお目にかかったとき、四方山話のあとで,「今年の初夢はね。とてもきれいな桜を見ているのよ。桜がいろいろな色で咲いていてね。それもかなり上から見ている構図になっているの。雲の間から見ているのかしら。見ている桜の花にもいろいろあって,真ん中の桜がひときわきれいな桜色」と、珍しく彼女の方から初夢の話になりました。
 他人様の夢ですから,情景に違和感があっても質問しにくいところがあります。この夢で最初に浮かんだ違和感は,桜がいろいろの色で咲いているというところでしょうか。聞きながら何度もイメージし直したり、何を説明しようとしているのだろうかと,考えたりしました。確かに山の中で見る桜は大雑把にみても、四、五色に分かれます。そんな風に桜の花の色だけのことを言っているのかどうか,今となっては確かめようがありませんが、なんだかその時は確かめなる雰囲気でなく、聞き流して良かったと思っています。もっと深い意味で「いろいろな色」と言われたのでしょうから。

 「そういうことでしたら、今年はどこか高台から桜を見下ろせる名所に、花見に出かけられたらどうでしょう?」と、その場は私自身にも納得できる提案をしておきました。
 目の前には、70歳とはいえとても私では敵わぬ元気な大柄の女性がゆったりと寛いでいるのです。花霞が全体を覆うような光景の話を聞きながら,私の抱いたイメージは、花曼荼羅でした。
 真四角の画面一杯に、雲がかかっていたのだけれど,見る間に真ん中が開いて,満開の桜を見下ろす俯瞰図が現れます。やがて雲は四隅に追いやられ,中央の木の隣も同じように桜が咲いている。しかし少し色は違って,真ん中の桜を引き立てている。上下左右とその周りも中心を囲むように桜が咲いている、という景色がそのイメージです。

 この夢を聞いてからは,失礼がないようにとは思いながら,常に彼女にもしものことがあったら,と心の隅にありました。二年前に伴侶をなくされ,それに伴う遺産相続では、ご苦労されていましたし。
 私の思いの中心は、どこか人生を達観した風を、彼女に感じたのです。
 医療事故で亡くなられたので,身内の方のあきらめきれない悔しさを共に感じつつ,私はこの夢にすがっています。この夢の持つ貴重さが私の助けになってくれるからです。
 
 夢の専門家である私に敬意を持って話してくれた初夢で,彼女は「自分の人生をまとまりを持って眺める位置に到達している」と、伝えているのだと理解できるようになりました。
 いま彼女は、この俯瞰図を見る位置にいるのでしょうか。彼女の高い魂は、生前からこの位置にいて,夢を通してそのことをそっと私に伝えていたのだと思えてきました。

 振り返ると,大事なこと全てをやり終えて,彼女は旅立って行きました。私には、やさしい宿題を残して。

 やがて後を追う私たちもそうありたいと願う程、優しい心遣いに満ちている方の夢なので、この辞世の夢を披露できて幸せです。

 今回はここまでで、死後の状態を知らされた夢は次回に譲りましょう。 
 
 
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【2007/07/22 11:23 】
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