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ルネ・ラリックと夢のなかへ


       「ルネ・ラリックと夢のなかへ」


 元旦は江島神社にお参りすることができました。去年は何と! 江島神社の宮司さんにいざなわれて本殿にお参りをする!夢を見ました。それから幾度となくお参りしています。
 
 お参りの度に,神様は御心を示して下さり,初詣では,優しく厳しいながら,外に向けて働くことと仰せつかりました。神意をお示しくださるしあわせを感じます。

 帰途について,江の電の駅に向かう道筋に香水瓶美術館をみつけました。急な上がり階段が道の際からはじまる、今風の一軒家です。上がってドアを押して入ると,人影がありません。どうしたものかとフロントの机の前に立っていると、しばらくして,この館のご主人らしき紳士が出てきてくれました。拝観料を払って,展示室に入ると,そこはルネ・ラリックの世界でした。

 ルネ・ラリックは世界的に有名なガラス工芸作家で,アールデコ期の名品を数々産み出した天才です。これまでも大きな展覧会に小さなものまで,何度も見ましたが,この香水瓶美術館は、訪れて後味の良い余韻を残してくれました。ラリックの卓越した自由な発想と美の世界が、小さな瓶にしっかり映し出されています。
 特にわたしが惹かれたのは,「シレーヌ」と題されたドロップ型ブルーグリーンの瓶です。透明ガラス瓶だからでしょうか、「半浮かし彫り」とパンフレットに解説がありますが、鋭角的な輪郭線は見えないのに,女神の裸体が幻想的に浮かび上がり,よく見ると人魚の女神はおふたりです。わずか10センチほどの大きさ(のはずです)が無限大の世界に招待してくれたように,この世にいることを忘れさせてくれました。
 この瓶の蓋には,金製の大きな(!)サザエがしつらえてあり、このバランスがアールデコだなあと感心しました。

 幾つか先に薄いブルーの瓶がみえます。これが「夢のなかへ」(Au Coe UR DES CALICES COTY)と題された,平型碗をかぶせた形の瓶です。早い話が乳房です。取っ手(乳首!)が多分熊ん蜂だったと思います。ミツバチではなかったなあという位の記憶なのですが、この辺は自信がありません。その熊ん蜂の中心から,水滴が全面を覆って流れていきます。水滴は三段になって滴り落ちていく図柄です。その水滴の下に,フランス語で,印字が刻まれています。
 
 夢と水を重ねあわせたラリックの感性から,ラリックが作品に真実を盛り込んだのではないかと、思ったものです。この瞬間彼と時空を超えて話ができたと思ったのでした。彼は夢の中へ入らず、立ち止まっているところで作品をつくっていると,話し合えた気がしています。私たちは夢のなかにいるとき,まるで水中にいるようなのに、楽に呼吸しながら夢の体験をしているように思うことはありませんか。夢次元はそんなところなのでしょうね。作品の中に真実はたくさん盛り込めません。ラリックはそれを感じながら,この作品にしたのでしょう。それを彼は流れ作業のように忙しいなか一瞬にして盛り込んだとさえ,わたしは思ったことでした。

 江島神社の女神さまのご意向もうかがえ、私たち夫婦以外誰もいない部屋でラリックと夢の話をし、ラリックその人を最も感じることのできた作品たちにも出合え,忘れがたい年明けでした。

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【2008/01/06 09:32 】
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