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十才にして悪夢を克復した企業人(その2)  
       「十才にして悪夢を克復した企業人」(その2)

 「十才にして悪夢を克復した企業人」(その1)の続きです。

 このびっくり衝撃の他人様の体験を、どう料理したものかと思案投げ首。行きつ戻りつの話になってしまうかもしれませんが、わたしたちの役に立つよう、この体験話からエッセンスを引き出してみましょう。
 
 子供ながらに悪夢を克復した人がいると耳にしたら,ではわたしもやってみようと取り組まれる元気のある方はいるでしょうね。実際やってみて大変なことだと気付いて,さてどうされるでしょう。試みることも,途中でやめることも、障りは無いと思います。むしろやってみようと思われる勇気を讃えたい。しかしやり過ぎないで下さいね。夢は異次元に簡単に入ることなので,そのエネルギーは計り知れません。撤退も勇気有る行動です。

 繰り返しますが,悪夢のことなので,慎重には慎重を期して下さいね。生半可な勇気を出しても良いことはありません。ここでは知恵と勇気の有る実践法を引き出していきましょう。ここから心に留め置けるエッセンスは、悪夢はいずれ克復できるものだということ。夢で人生を苦しくすることはありません。

 ここまで仕上げたところで,運良く心療内科ご専門の院長先生にお目にかかることができました。その医者に教えてもらったのですが,悪夢から抜け出す漢方薬があるそうです。薬の成分を聴いてびっくりしたのですが,甘草とナツメと小麦粉なのだそうです。この場にいた友人の針灸師は、ミイラの食事の成分に似ていると思ったそうです。ミイラの食事というのは、エドガー・ケイシーが夢でそのレシピを教えてもらったという、デザートのような甘いものです。消化がとても良いので,甘みが欲しいけれど砂糖は食べられないという弱った身体には,助けの食べ物。こちらはナツメとイチジクとトウモロコシの粉ですが。

 ここから類推できる悪夢を見る人の心理状態は,孤独感や満たされない愛情への飢えでしょうか。ですからなおのこと悪夢の時は自分を追い込まないことが必須条件のようです。

 さて本題に戻ると,この夢主さんは夢に関わりすぎるのではなく,終止生きることを第一にしています。一代で社員を千人以上も抱える会社を立ち上げる気迫を、彼はこの悪夢克復法から学んでいるといえます。「意志ひとつで、石をも砕く」思いを、彼は十才で手に入れる必要があったようです。

 彼の言葉で一番印象に残ったのは,そしてわたしの予想通りだったのは,悪夢で苦悩している自分と現在社会で活躍する自分の状態とが、時に重なると言うのでした。「してやったり?!」と、わたしは膝を打ちたい気分になったものです。十才で悪夢を克復することは、生まれる前のブループリントに書き込み済みだったのです。そしてこのテーマは繰り返すでしょう。

 「生まれる前のブループリント」の説明が必要ですか?
 大体人は生まれる前に7の4倍数28才までの年月予想して生まれてきます。それ以後は予想を、体得のための体験へと前進する人生になる訳です。つまり十才での出来事は、予想して生まれている訳です。



 ここで悪夢を克復したご当人を仮にFさんとしましょう。商才を持って世界に平和をもたらそうと働いたフェニキア人に敬意を表して、こう呼んでみたいと思います。(注・夢本体を含むFさんの記述は【 】で囲みます。文章はわたし流にいくらか変えてあります。)


【小学四年生になって、怖い夢を見るようになった。最初のきっかけはよく覚えていない。気がついたら毎晩のように怖い夢を見て夜中に何回も目を覚ました。夢に出てくる怖いものは、いろいろだった。怖いお化けのときもあれば、恐ろしい形相の男たちだったり。でなければ、変なおどろおどろしい音と体中が圧迫されるような息苦しい感じだったり。

でもとにかく毎日のようにそうした夢を見た。夜中に何度も大泣きをして両親を起こしては、寝るのがいやだと駄々をこねた。しかし十才の小学四年生である。両親もなだめすかして寝かせるしかない。一人頑張って寝ることになる。

怖い夢を見たらとにかくその夢から逃げたい。目が覚めれば彼らから逃げ出すことができる。そう気付いたわたしは,どうやったら起きられるのか、その方法を必死に模索した。

行き着いたのは,悪夢との戦いの中で呼吸を次第に大きくしていく方法だった。

夢の中では、兎に角体を動かしたり声を出したりするのが妙に重たく難しい。それらができれば当然目覚めやすいのだが、子供心によくわからず一番簡単にできるようになったのが、鼻で吸ったり吐いたりする、息を次第に大きくしていくやり方だったのだ。

最初はごくわずか息しているのが分かる程度、それを次第に意識してスーハー、スーハー、大きくしていくのである。あるところまでを超えると意識が目覚めたときの意識に変わり始める。夢の中の怖い存在たちは必死でまたそうさせじと引っ張り込もうとする。ちょっとでも気を緩めると怖い夢の中に逆戻りだ。

何度も失敗しては、怖い男たちにこっぴどく怒られなじられた。終いには呼吸を速くしようとするだけで、起きようとする気配が分かるらしく、
「おまえこれから起きようとしてるな。そんなことはさせないぞ。」と、
男たちに取り囲まれる。お化けみたいなやつらも加わって,体中を圧迫されて息を速くできなくされた。そうはさせじと、更に呼吸を速く大きくさせる方法を身につけるようになった。素早く悪夢から目覚めてそのまま引き戻されることのないようになるまで、しばらくこの戦いは続いた。】


まだFさんの記述は続きますが,一旦ここでわたしの解説としましょう。

【最初のきっかけはよく覚えていない】と書かれているように,Fさんにとって悪夢を見る何らかの事情はあったはずですが、それを記憶にとどめる必要が無かったというのが本当かもしれません。例えば,ちょっとしたことで学校の友達と同じ反応が自分から出てこないで,回りに違和感を覚え,一瞬まわりは異邦人!と思ったとしても,それが人格形成に影を落とすほどのトラウマになったようでは無いからです。こうしたトラウマを無意識下に追いやって、心の不自由をかこつのは常のことですが,Fさんの場合は,単にきっかけとしての事情はあっても,それから彼は悪夢を克復することに専念します。

Fさんはこの出来事を、小学四年生の時のことだと言っています。これを歳に直すと9才でしょうか。それとも10才。とてもおもしろいことですが,ケイシーはこの頃までに人は瞑想をはじめると良いと言っています。Fさんがこのタイミングで夢に取り組まれたことは、幸いであると同時に、この時だから成功したのかもしれないとわたしは考えています。もう一年早ければ,彼は恐怖に打ち勝つ強さを自分の中から引き出せなかったかもしれない。もう一年遅ければ,Fさんは体力に任せて寝ないことを自分で選んだかもしれません。仮説の話をしても意味が無いと思わないで下さいね。夢と瞑想の関係は互いがチェック機能を果たし,互いが高めあう関係ですが,ここでは先を急ぎましょう。

彼はすでに,【夢の中では、兎に角体を動かしたり声を出したりするのが妙に重たく難しい】という理解をしています。この理解がまわりの誰かの知恵であったとは考えられません。ご両親が夢に知識をお持ちだったとも考えられません。Fさんが誰かに相談した様子もありません。彼は彼の夢体験からこの理解を得たようです。わたしは夢のクラスでこのことを繰り返しお話しします。案外に人はこれを理解していません。夢では見ること、夢の流れに自分を置くことが普通です。だからこそ夢を見るともいえるのですが,夢で主体性が無いのです。ということは、文字通り生きる姿勢に主体性が無いのです。どちらにあっても主体性が無いので,クラスの中で説明しないと理解ができません。Fさんの魂はこのことを先刻ご承知だったのです。これはすごい!

あんまり長くなりそうなので,一旦ここでお披露目といきましょう。予想通り話が行きつ戻りつ,あっちへこっちへ行きますね。わたしに取っても難しい原稿です。ご勘弁を。
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テーマ:夢に表れる心と身体と霊性の状態からその対処法を知る。 - ジャンル:心と身体

【2008/04/08 13:41 】
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