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十才にして悪夢を克復した企業人(その3)
       「十才にして悪夢を克復した企業人」(その3)

    「十才にして悪夢を克復した企業人」(その2)の続きです。小学四年生の男の子が自ら悪夢を克復した体験談を、わたし流に解説しています。

    小学四年生でなくても、夢の中で声を出すのは大変だという理解は尋常でないのに,更に驚いたことに、息に意識を集中して覚醒状態にすれば,夢の住人に邪魔をされることはないと理解が飛ぶことです。彼は悪夢から逃れたいというものの,怖いから逃げるというのではなく,自分が主導でいるには、どうあったら、どうしたらその状態を得られるかと,必死なのです。夢の世界では怖い思いをするが、この世では自分が主体だ、とでも言っているようです。わたしたちは迷っているとき,人生が上手くいっていないとき,その原因を周りに見つけようとしますが,願いが叶ってみるとこの世は案外楽しいもので,願った結果だと合点します。主体でいれば何のことは無い。Fさんの体験は終止ここにあります。

    脇道にそれるかもしれませんが,この場面をFさんが生まれる前の地球に転生する決意場面の繰り返しと受け取ってみたらどうでしょう。彼は生まれる前に自分の人生を予想して,その大変さに身震いしたと考えてみるのです。ほとんどこの通りだと私は思っているのですが。

    夢意識の中で呼吸に思いが及ぶものでしょうか。夢の中で、自分は呼吸をする存在だと気付ける,この方が摩訶不思議です。夢で声を出すのはそれなりに大変です。が、夢でもの言う必要がある場合は,言おうと決心さえすれば言えるようになります。ものが言えると、その夢を境に自主性に弾みがつきます。これはかなりのキーポイントなので,覚えておいて下さい。

    しかし、Fさんは呼吸に意識を持っていきます。Fさんは夢の中で肉体機能を使うアイディアを思いつきます。怖いものに押し付けられて,身動きできないのに,自由になる鍵は呼吸なのだと感じています。こんな状態で呼吸に意識が行くのは,Fさんとしての人生経験からだけで生じる知恵では無い、というのがわたしの結論です。

    Fさんの魂は今生の前に何度も何度も瞑想体験を重ね,瞑想の中で呼吸を自在に操る術をマスターしていたのでしょう。そう考えないと,Fさんの悪夢克復法は納得できません。この9才という年齢が、過去生や前世の記憶がまだそのまま適応できる今生の短さだったと考えられます。

    人生の早い時期に悪夢を克復していれば,以後の日々を目的に向かって,無駄なく過ごせます。ちらとうかがったFさんの学歴からは、入試に向けて多くの無感動で無意味な時間を過ごす必要もなかったように思われました。自分なりの人生に期待で胸躍らせながら,ジャンプの時をじっと待てたはずです。今の教育の在り方を根本から反省できる種がここにあります。感動と共にある興味だけが英知を引き出し,詰め込んだだけの知識は、霧散霧消。人生を創造的に楽しむには回り道を余儀なくされます。

    では、これのどこを真似られるかといえば、まず悪夢は克復できるものだという認識。そして、現実世界では不可能なことも夢意識の中では,やってみようと決心すれば,即場面は変えられるということ。Fさんのやり方はかなり難しい方法ですし,危険も多いけれど,わたしたちは気楽にを心掛け、知識として知って取り組めば,夢で主体的に行動することも可能です。こうして得た自信は実生活で役立ちます。

    
    ここまでで、実は、話半分です。悪夢克復法に続けて,このあと駄目押しをFさんはやってのけます。彼の記述を見てみましょう。しかしかなり注意深く読まないと分かり難いところもあるので、私流に変えてみようかとも思いましたが,解釈に間違いがあっては何にもなりません。大事なところなので原文のままにします。(著者注:【】内はFさんの記述です)


【だんだんこの方法を身につけて、悪夢もそんなに怖くなくなったけれど、それでもときどきは悪夢を見た。そんなとき何度か何かの拍子でその悪夢の怖い存在たちが、夢の中で一瞬で笑顔のすばらしい明るい存在に変わることを経験した。それを繰り返すうちあれ?これって自分でできる?と思った。最初はうまくいったりいかなかったりする。でも繰り返すうち次第にそれができるようになっていった。それは胸の真ん中あたり、ちょうど心臓のあたりを中心に縦に楕円形のあたりから想いを対象に投影するやりかただった。そこから想いが発するのが一番効果てきめんだったのだ。頭からだと何も変わらない(というか頭は受信機なのだと思う)、胸からだとそれ自体が何かの発信機であるかのように夢の中の世界が一瞬ですばらしい世界に変わるのは驚きだった。】


    この記述だと,夢の中の怖い存在が,何かの拍子で笑顔の存在になるというのです。先ほど今の人生をはじめる前の決意場面とも重なると言いましたが,この笑顔で送り出されたと仮定してみると,おもしろい。

    何がどうなっているのか分からないながら,Fさんは一瞬で怖い存在が優しい存在に変化するのに気付きます。そんな夢を何度か見ているうちに,自分の方からその怖い存在に働きかけてみたら成功したといっているようです。そのやり方は、ハートチャクラ(胸腺)からこちらの思いを発信するのです。Fさんの言葉では,「想いを対象に投影する」と書いてありますが。
    
    これを称して,ケルト十字だったか、ギリシャ十字だと、一緒にいた友人が言ったように記憶しているのですが。今調べても良くわかりません。記憶をたどれば,横広がりの左右に手の延びた十字に、更に中心から前後に手が伸びているということらしいです。これを知らなかったわたしは、この見方もこの話を深く理解させてくれると感心したものです。しかしFさんに会っている間は興奮していて,その呼称を確認するのさえ思いつきませんでした。

    頭は受信機で、胸は発信機という区分けも、瞑想と祈りの機能を過去生でしっかり身体に体験させていなければ,思い浮かばないことでしょう。


【怖かった男たちがとても優しい存在に変わっていて笑顔でお互いに抱き合ったりする。まわりはお花畑になっていてみんなでピクニック状態だ。このやり方を覚えてからさらに悪夢は見なくなった。というより悪夢になりかけても、それを行えば一瞬にして楽しい夢に変わるからである。
そのころからだ。次第に夢の中でこれは夢だとわかるようになったのは。つまり夢かどうかはどれだけ自分の胸のあたりにある意識のブレが夢の展開に影響を与えるかどうかで夢なのかどうかわかるようになってきたのである。それ以外の方法もいろいろ学んだ。飛び上がって空を飛んでみる。わざと高いところから飛び降りるなどなど。いずれも目覚めたこの世では容易にはできないことである。それから夢は楽しいものだと知った。夢の世界も現実の世界もそれぞれ楽しい場所という位置づけに変わっていった。】

    Fさんの記述はここまでです。

    本当にびっくりするような体験談でしたが、これはFさんにとっての体験。この方は悪夢を克復したことで,この一連の流れが一生続くのではないかというのが,私の見解です。悪夢を克復したことで,彼が使える心的エネルギーは強い広がりを見せ,それが彼に別の挑戦を運んでくる訳です。思い通りの活躍をする前には,身動きできないほどの苦しい思いや誤解を受けるが,こちらの思いが通じるときは必ずやってくるという体験の繰り返しでしょうか。

    肉体を持ってこの世にいることは,千載一遇のチャンスを捉えた結果ですが,この肉体の枷は人生をはじめる前の目的を消し去るほどに強烈です。そこを辛うじてくぐり抜け,過去生の英知を思い出せたとして,Fさんの人生が人より楽になるとは考えられません。現在のダライラマ14世を思い浮かべても,うなずけることです。Fさんのチャレンジは彼の臨む形(著者注:向かい合う、直面できる状態の意)だけでなく,多方面に及ぶようにと彼を誘うはずです。

    多くの人は,大抵9才頃までに強烈な夢を見ます。人によってはそれ以前の出産場面だったり,過去生だったり,現世の人間関係だったり,悪夢は一様ではありません。が、運が良ければ,その夢を覚えていられます。しかし残念なことに,こうした幼い頃の夢を大切に扱う文化が日本にはまだありません。
    そして大切なのは,Fさんの例を挙げて説明したように,この種のテーマに沿って人生は螺旋階段を登っていくように展開していきます。そこで、人生初期にこの種の夢に焦点を当て、人生を考え、エネルギーの使い方と問題着手の優先順位を親子で考えられたら,この世は何と素晴らしいものになるでしょう。

    最後に,片手落ちにならないよう,突っ込まれる前に申し上げますが,わたしも実は小学四年生のときに忘れられないおぞましい夢を見ています。この夢を原稿に仕上げる心境にはまだなっていないので,時を改めてお話することになると思います。わたしの場合は,わずか二週間前、その悪夢を解く鍵を初対面の方から戴いたような次第です。

    Fさんのようにご自分で早くに悪夢を解決し、思い通りの人生を生きられるタイプと、わたしのように長い時間をかけて悪夢を解決すべく,すべての過去生を今生でひとつにまとめて生きるタイプと、現在は大きく分けて二種類あります。これからは時間をかけずになるべく早く悪夢は克復して,この世は楽しいという人生を創造するようになっていくのでしょう。

    胸から発信した思いが、現実の中で成就する時間が早くなっています。時代が背中を押しているのです。

     
    追記:ご本人から十字について下記の返事を戴きました。

【胸のあたりのお話ですが、ハートチャクラのあたりの楕円形の部分とそこを
中心に帯のように広がる(二の腕まで広がっています)意識の住処についてですが、ヨガをされる方にお話をしたときに、そういう技法がヨガにあるといわれていました。すみません、その名前も失念してしまいました。】

    これを読むと,Fさんの体験はケルト十字になぞらえられそうです。ケルト十字は、通常の十字と同じに足の部分が長く,縦と横の棒が重なったところを中心に円を加えた形です。図形及び数と数式は、直接的に真理を表すものですから,地球上の文化や伝統はしっかり伝承されているということでしょう。それも時空を超えて。
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テーマ:夢に表れる心と身体と霊性の状態からその対処法を知る。 - ジャンル:心と身体

【2008/04/24 10:56 】
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