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絵本のお話みたいなこどもの夢
   「絵本のお話みたいなこどもの夢」


 まずは、小学三年生の女の子の夢をお読みください。


   田舎の道を歩いていたら、
   迷子の小さい女の子が座って泣いていたので、
   お巡りさんを捜しに、
   警察に連れて行ったの。

  

   警察の大きな建物の
   7階に一番偉い人がいるから、
   そこに連れて行ってあげたら、
   たくさんの人が列を作って並んでたの。

   仕方ないから一番うしろに並んだの。


   その人はみんなの爪を切ってたよ。
   近くで見たら、
   全然偉くない。

   
   普通のオジサンだった。



 しばし何も言いたくないくらい、言葉にならないくらい、妙に心に染み渡るお話です。このまま、絵本にしたいけれど、でも、それにしてはあまりに哲学的でしょうか。大人向け絵本かもしれません。

 そしてわたしの思いは、更に広がります。このこどもの夢に先導されているような感慨があります。こどもたちが光っています。いまのこどもは光っているなあと、感心しています。取り分けこのこどもの夢は、光り輝いて未来派です。わたしよりお若いみなさんは、わたしより可能性も、持って生まれた才能も、なにもかも優れておいでです。

 だからなのだと思うのですが、前回の小学一年生の夢が教えてくれた、勇気を出して自分を強くする話がいまのわたしたちに必要な心構えとしたら、今回の夢は、これからわたしたちが実感する必要のあるテーマだと思っています。

 わたしたちがいまから、最も心がけなくてはいけないことがここにあります。みんな普通。誰が偉いのではなく、それぞれが特有の個性を持って、互いに貢献しているのです。それでひとりひとりは普通なのです。

 しかし沢山の人にお目にかかって、これが一番苦しく心の浄化の一番大変なところだなあって思います。みんな自分を凡人にできずに、苦しんでいます。これが最も浄化のむずかしい点です。地球の浄化が叫ばれていますが、これは取りも直さず、自然を屈服させて、建物を、橋を、鉄道を、道路を造ってきたのと同じく、マスコミの評価の高い人や自分を他人と比べて優位に立たせて来た、ひとりひとりが負うべき浄化なのです。わたしはそう思います。

 わたしも、10年前、「人の前で話す立場は、麻薬になりかねない」と、幽かに思ったものです。どんなに自分を番兵していても、心の隅に自分を人より偉くしたい気持ちが知らずに居座るのです。50歳の声を聞いてからのデビューですから、こんなプライドどぶに捨てたはずなのに、七、八年もやっていると、垢が溜まってしまったのでしょう。生活できずに、他人様のご厄介になって、家賃なしの生活をしました。神様がわたしの願いを聞いて下さって、ちょっと苦しいけれど、心の浄化のためにと業をプレゼントしてくれたのです。文字通り清掃だけの仕事で、それもわずかな時間しか与えられませんでした。お陰で、自分を普通にできないで苦しむ人が、何をするか見えたのです。この体験は、わたしのなかでいま輝いています。こんなこと必要にならない方が良いので、自慢をしているのではありません。浄化の必要は具体的にこうなったという、あまり自慢にならない話です。

 そこでの生活は、まだ語れる程心のなかでこなれていないので、詳しい話はできませんが、お陰で、夢の話なら世の中のお役に立てるという、自分を普通の職人の気持ちに戻すことができました。夢に関してだけは職人なので、夢ではお金を戴いてよいのだと思えたのです。

 どん底は絶望につながらずに済みました。神様はお優しく、許しを下さって、再び市井に戻れた感じです。


 話を元に戻しましょう。

 女の子の母親がこの夢を送ってくれました。娘が素敵な夢を見たので、お知らせしますと。

 この夢の前で、じんわりわたしもどんなに癒されたことか。そして、考えさせられました。

 こうして、ママ経由で夢が送られてくるに付いては、夢主の女の子は、夢を見、それを目が覚めたあと思い出し、感動して頭の中で繰り返し、喜んでママに話したことでしょう。ここまででも彼女は少なくとも三回は夢を反芻し味わったことになります。この夢の最高の値打ちが、夢が夢主自身を癒しているところです。大人の夢はこうはなら無いけれど、こどもの夢は感動が直接心を成長させるからです。

 うれしくて仕方なかったでしょう。ママに話したら、ママはもしかしてうれしくて涙を浮かべながら、この話を聞いたでしょう。それをみて、この子はもっと心楽しく、自信を持ったと思います。

 この女の子に実際会ったのは、三歳か四歳の時でした。その後は会えずじまいです。この夢を知ってどんな女の子に成長しているか、はっきり目に浮かぶようです。夢を通すとその人全体が見える体験を、何度も何度もしているので、自信を持ってそう言えます。これが夢職人の醍醐味です。

 つまりどんな夢も、夢から夢主の心の動きが見えます。もっと言えば、ことが起きたときにとっさに何を思うか、どう夢主が反応し行動するかが見えます。彼女は、周りを注意して、困っている人に目がいく子です。彼女には三歳位歳の離れた弟がいますので、彼の世話を引き受けているのだろうなと、想像します。困っている人をどう助けられるか、彼女は自分の判断に自信を持っています。判断したことを行動に移し、その行動を最高のものにするために工夫さえします。その工夫が、最高のことをできる人に問題をゆだねようというのですから凄い。最高の解決策を手に入れるには、待たなければなりません。待つ間に、その解決策がどんなものか知ります。

 「爪を切ってた」とあるだけなので、手の爪だけかどうか分かりませんが、恐らく手の爪でしょう。警察の一番偉い人がやってくれる解決策は、「自分にもできる」ことだったでしょうか。偉い人は普通の人だったのですから。

 偉い人がいるところは、7階でした。それから爪の手入れでした。つまり「7」が意味するところと、「爪の手入れ」は同じ意味になります。数字は象徴が獏としてなかなか意味付けし難いので、こういう風に考えると楽です。夢特有の構造というか、隠喩の重層法です。シンクロニシティーが重なるのと同じです。

 「迷子になったら、体の手入れをするといいよ」とでも、まとめましょうか。「7」は、三角と四角で家の形になります。家は身体です。(心が)迷子になって、解決策が見つからないときは、身体をきれいにして、いい考えが浮かぶようにしましょう・・・かな?・・・言葉が夢に追いつきません。

 余談ですが、指の先の爪は守護の星からの波動をキャッチするアンテナの役をします。爪の手入れはとても大切なことです。

 大人になら、超意識の叡智をとか、ハイヤーセルフだのとか、それらしき言葉は使えるのですが、こども相手では、わたしはお手上げです。


 こんな解説、この夢の前では興ざめだなあと、ちょっと萎えます。

 この夢をブログに載せるお許しは母親に戴きました。しかし本人を特定できる情報は控えたいので、なるべく曖昧にしておきます。この子の母親はクリエイティブな仕事をしています。仕事の面では傍目にかなり順調です。しかしこどもたちの父親とは4年程前に離婚しており、私生活では母子家庭で、それなりのご苦労がうかがえます。

 さてこの背景を知ると、この夢が俄然、更に光を増して感じられませんか? 警察のお偉いさんは、「あこがれのおとうさん」でしょうね。それと同時に将来はリーダーシップの取れる女性になる彼女自身でもあるでしょう。

 母子ともにこの夢をたよりに、明るい未来を見続けてくれると良いなというのが、わたしの願いです。

 母親とわたしの関係は、先生と生徒です。いまはそこから離れていますが、お若い先生です。わたしが夢を扱っているとご存じないときに、夢の話になりました。先生は既に明晰夢のなかで、自在に行きたいところに飛べる人でした。

 先生のお人柄が、こんなに素敵な夢を見る娘をこどもに迎えているのだなあと、感心しています。
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テーマ:夢に表れる心と身体と霊性の状態からその対処法を知る。 - ジャンル:心と身体

【2008/09/04 14:25 】
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